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スウェーデンに住む貧乏大学生。専攻は出版/書籍業界理論。本、音楽、映画、食、飲、ネット、iPhone、写真好き。


by honblogg

辛かった、、、

とある事情があり、とある小説を読んでいましたが、もうこれがつまらなくてつまらなくて苦しかったです。名前を覚えるのが苦手なので登場人物が多すぎるところでもうひいてしまったり、多すぎるから一人一人のキャラクター描写も弱すぎ。キャラクターの心理描写ほとんどなし。ただただ状況描写だけを綴っている推理小説でしたが、ページをあけるたびに憂鬱になり、最後には文字を読んでいても内容を理解しないままただただ視線を動かしているだけ。ただ人が殺されてそれを解決するというだけの内容も全くつまらない小説。

あと30ページで終わりというところで諦めました。
本来ならばすぐに諦めてたんですが、冒頭にも書いたようにとある事情があり読まなくてはならなかったのです。でももう駄目。とりあえず何が起こったか等は把握できたのでよしとします。

私が好きになる小説は、基本的にその主人公や登場人物が好みのキャラであること。おお、このキャラ好きだー!と応援したり、感情移入しやすいキャラは読んでいて気持ちいいものです。ミーハーなので結構キャラが「アイドル化」してしまったり。(簡単にいうと「単純」なんです)

キャラが好みじゃなくても、「人間」を感じさせるものならば惹かれる事もあります。Camilla GrebeとÅsa Träffという姉妹が書いたサスペンス小説は、主人公の正直になれない性格にキーキーしながらも内容が面白かったので2作、連続で一気に読んでしまいました。お姉さんが心理カウンセラーをしている関係で、人の心理描写が素晴らしかった思い出が。そういった小説にやはり惹かれます。人の行動と心理関係とか。あと犯罪から見る社会問題とか。マンケルが得意なとこです。(マンケルの新作読みたい!)

それが今日まで読んでいた小説には全くなし。人と人とのつながりも無理矢理!?みたいだったし、本当に苦しかったです。かなり苦労して読んでいたので完読はできなかったので悔しいけれど、読まないと決めてから気分がすっきりです。実は彼女の三作目も読まなくてはならないのですが、かなり後の方に読む事になりそうです。

フィクション売上ベスト10なんかのランキングにも入っている作家さんですが、もし気になる方がいらっしゃったら教えますのでこっそりメッセージを :-)

あと、スウェーデン語、英語でお薦めの小説があれば教えてください。日本語の本も読みたいけれど読むとはまってしまうの確実なので最近は禁止しています。。。読みたい気持ちは山々なのですがね。
# by honblogg | 2011-11-29 00:48 | 本(洋書)
明日のグループプレゼンでヒーヒーいってます。先月にやったマーケティングのプレゼンは、プレゼント同時に提出しなくてはならなかったレポートが10ページ以上という事もあって準備期間が1ヶ月でした。とってもいいグループに恵まれたので作業も楽しく進められて、いい成績をもらう事ができました。

でも明日のプレゼンは、準備までなんと1週間。レポートは1ページだとは言え、内容が複雑でもうパニックっています。それにいろいろとプチプチストレスがたまってきました。これが一番問題かもです。。

ここでの大学生活も3年目に入り、課題をこなす要領がよくわかるようになってきましたが、私ですらスウェーデン人でも大学で勉強をしていなかった人としてきてる人の差がよくわかる、という事があります。

それは、例えばレポートが高校生レベルの内容になっていたり、脚注の書き方が滅茶苦茶だったり、論文の最後に書く参考文献の書き方もルールに則っていなかったり、とそういうところで違うなぁ、と思ったりすることも。ここは語学力というよりある意味「知識」がものを言うので、私みたいな人間でも少し批判できたりなんかできます。

そこで思いました。スウェーデンの大学に正規学生として入学をしたいと思っている方も多くいらっしゃるのではないか、と。でも一体何を勉強したらいいのか?と迷っていらっしゃる方も多いことでしょう。そんな方に2つの科目を紹介しようと思います。これは今後どんな科目を学ぶ事になろうとも、必ず役に立つ教科なので、まだ専門課程が決まっていない方にはお薦めなコースです。

まずは、上級スウェーデン語。外国人だけを対象にしたものもありますが、スウェーデン人も対象にしたものもあります。語学に力をいれているものより、「大学での学習法を身につける」といった内容のものを選んでください。スウェーデンの大学では嫌という程聞かれるVetenskapligなtextの理論等を学びます。私もこういったコースをとって、vetenskaplig text(いわゆるアカデミックな文章)とpopulärvetnskaplig text(大衆向けの文章)の違いについて論文を苦労して書いた事がありますが、あのとき学んだ事がとっても役に立っています。それぞれの文献に書かれているセンテンスの数を数えて比較なんかしたりしました。暗い作業でした。

あと、アカデミックな世界で使われる単語なんかも嫌という程覚えられました。menのかわりにemellertid, alltsåのかわりにsåledes、など。Menで始まる文章はいいのかどうか、liksomという単語は使ってもいいのかどうなのか、もいろいろと学べる可能性があります。コースによって違うでしょうけれどね、でも、お薦めです。

もう一つは、vetenskaplig grundkurs。ルンド大学には下記のコースがあります。
http://www.lu.se/o.o.i.s?id=320&lukas_id=HTXF04
が、これはうちの教授が「すべての大学生が勉強すべき科目だ」と言っていました。上にも書いたように、スウェーデンの大学ではvetenskapligな文章をかける能力がないといけません。(おとといもうちの先生に、大学生なんだから言語のレベルは高くなくては駄目、と言われました。外国語としての言語ではありません、もちろん、という事は私にとってはもうタフすぎます)そこにたどり着くためにはvetenskapligって一体どういう事?という事を知らなくてはならない、という。その基礎を学ぶ科目です。これは個人的に今からでもとりたいと思っているコースです。

私は日本の大学を出ていないので、日本の大学ではどのように授業が進められるのか、グループプレゼンは科目によってどれぐらいの回数あるのか、課題はどんなもんなのか、どんな感じで論文を書かなくてはいけないのかといった細かい事情を全く知りません。だから、日本の大学を出ているからそんなことわかって当たり前!と思われる方がいらっしゃったらそれはそれでいいと思います :) 基本的に日本でもどこでも大学での勉学は高校のそれとは違いますしね。

スウェーデンの大学で本格的に勉強をされたいと思われている方、下記のページをお薦めします。
http://www.ub.umu.se/skriva/vetenskaplig-artikel
こんなの全部知ってるわー!というのであれば、直接専門のコースにいかれてももちろん十分だと思います!

ちなみに皆さんもこの私の文章を読んでわかるように、私の言語のレベルでは日本語で論文は書けません。レベルが低すぎます。英語でも書けないでしょう。スウェーデン語では何枚も書いてきました。でも、スウェーデン語でアカデミックな文章を書けるというのは将来何かの特になるのでしょうか。うーん、何かにつながるに違いないと信じるだけですね。とほほ。
# by honblogg | 2011-11-20 22:40 | 大学

Je veux aller en France!

Je veux aller en France!_c0212043_1592321.jpg

スウェーデン語ではFranska Nerverというタイトルのフランス映画を観てきました。前回映画館で観たのがウディアレンのMidnight in Paris、でフランスが舞台の映画。フランス続きです。

コメディ映画というだけあって、笑った場面が多かったけれど、それより主人公らの「神経過敏」なところを乗り越えるために前向きに進んでる姿には励まされました。ホロリとした場面もあり、でお薦めです。
でもどうやらこの映画日本では上映されていないよう。絶対いけると思うのになぁ。残念です。

日本語でのこの映画についての情報を見つけました。ここ。興味ある方はぜひ!
# by honblogg | 2011-10-24 02:02 | 映画(洋画)

Friday Night Dinner

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写真はsvt.seより拝借

秋のテレビ番組は面白いものが多くて嬉しい悲鳴です。日本のテレビはキャプションが多すぎるのが大嫌いで(ビジュアル的にうるさいのは苦手です)観ていなかったんですが、こっちのテレビは語学の勉強にもなるし、人との話すときの話題にもなるし観まくってます。



そんな中で今一番はまっているのがイギリスのコメディドラマ、Friday Night Dinner。とあるユダヤ系家庭の金曜日の食事の様子を覗くという話なんですが、もー馬鹿すぎて笑いっぱなし!台詞も面白いし、なんといってもテンポがいい!イギリス英語大好きな私にとってはいい発音の練習にもなってます(シャドーイング!)

おすすめです。が今日放映される分が第一シーズンの最終エピソード。次のシーズンも放映されることを願ってます。
# by honblogg | 2011-10-23 00:12 | テレビ

THE STONE ROSES IS BACK!!

音楽関係でどんなことでも叶うというならば、

- Janis Joplinのライブを見ること
- ビートルズのライブを見ること
- Woodstockの場にタイムスリップすること

そして
- 1996年に解散をした大好きな大好きなThe stone rosesのライブを見ること

が夢でした。

だから今日のニュースは本当に本当に本当に泣いて喜びました。
本当に本当に、信じられない、でも、本当です。

もっと、泣けます。

THE STONE ROSES IS BACK!!_c0212043_113863.jpg

(写真はオフィシャルサイトより拝借)
# by honblogg | 2011-10-20 01:01 | 音楽(洋楽)